外壁工事の種類には、大きく二つあります。
一つ目は、サイディングへと張り替えること。
二つ目は、既存の外壁の上から塗装をすること。
サイディングとは、外壁に張って使用する仕上材の総称。石綿セメント板や金属板などをパネル状に成型したものがあり、耐水・耐候性、防火性などにすぐれている外壁材です。
既存の外壁の上から張る方法と、既存の外壁を剥がして新しいサイディングを張る2種類の方法があります。
既存の外壁の上から貼る場合、今までよりも単純にサイディング分重くなるわけですので、なるべく軽い素材を選択してあげることがベスト。
その為、窒素系よりも軽い金属サイディングを張る事をお勧めします。
外壁を剥がして施工する場合にはどちらでも大丈夫ですが、窒素系サイディングの場合重くならないようなるべく厚みは16mm以下のものがお勧めです。
窒素系サイディング
金属系サイディング
外壁を塗装する場合には、既存の外壁の上に塗装をします。
その塗料にはいくつか種類があり、それぞれ耐候年数や特徴があります。その代表的な塗料として、下の3種類をご紹介します。
シリコン樹脂系塗料は、耐候性とそのコストパフォーマンスから、現在も外壁塗装の主流です。
耐候年数 | メリット | デメリット |
10~15年 |
色あせしづらい 汚れがつきづらい |
塗料が密着しづらい 他と比べてひび割れをおこしやすい 木部などに塗ることができない |
フッ素塗料は、シリコンよりも耐候性が高く、主にビル用として開発されてきた塗料です。
その耐久性からスカイツリーや六本木ヒルズにも使用されています。
耐候年数 | メリット | デメリット |
15~20年 |
壁との密着性が高い 汚れがついてもすぐ流せる 耐久性が高い |
ツヤ消しができない |
無機塗料とは、塗料の原料に無機物を配合した塗料です。無機物(鉱物など)は紫外線で劣化をしないと言われています。
その為、無機物100%の塗料を作りたいのですが、無機物だけではとても固い為塗料として塗ることができません。
そこで、合成樹脂などの有機物と混ぜて塗れるようにしたものが無機塗料です。
耐候年数 | メリット | デメリット |
20~25年 |
フッ素よりも耐久性が高い 色あせしにくい 汚れがついてもすぐ流せる
カビや藻が生えにくい リフォーム回数が減らせる |
木部などに塗ることができない |
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